謎の解明の手段

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日本古代史の謎の解明
謎の解明の手段


 1.手掛りになるのは、魏志倭人伝(三国志魏書東夷伝倭人の条)以外にない。
 この魏志倭人伝を創作あるいは、時の作者(陳寿)の司馬懿業績賛歌であり、信用できない。とするなら、そもそも邪馬台国探しは不可能となる。このことから、魏志倭人伝を基本的には信用しなければ、始まらない。 但し、全てを丸呑みに信用して解読すれば、邪馬台国は、太平洋上のどこかとなってしまい、たどり着けないこととなる。だとすると、里呈を手掛りとするなら、機内説有利で、方位を手掛りとするなら、九州説に有利となるのだが、どちらをとっても、いわゆる修正説が入る。里呈一ヶ月は、一日の誤りとか、東は南の誤りであるとかの修正となる。その修正には、各論拠を示しているが、説得力はまるでない。魏志倭人伝が帯方郡(ソウル)から狗邪韓国(釜山)、南に百里で対馬国(対馬)、又南に百里で一支国(壱岐)、又海を百里渡って末盧国(松浦半島)などと方位、距離が指定されていることから始めのうちは距離、方位ともに現在の地名と重なるため、頼りたくなるのは人情ではあるが、そこからが、大問題が発生し、前記のように修正を行わなければ、自分の思う所にたどり着けなくなってしまう。いわゆる我田引水が始まり、どちらの論者からも批判が出て、数百年の論争になってしまう原因となっている。従って、確実なもののみを採用して検討しなければならない。
 2.又、「邪馬台国」か「邪馬壱国」かの読み方から論争が始まるが、これも、どちらでも構わない。学者の飯の種のような重箱の隅をつつくような論争には入り込まない。その当時の倭人の生活、風俗、生物、植物などの検討も対象外である。面白い対象が、無いことも無いが、枝葉末節として割愛する。
 3.難しい漢字は使わない。それらは原典で確認すればいい、難しい文章にして権威付けを狙うつもりもない。同じく、出典書も記載しない。論文ではないし、出版するつもりも無いので、誰々がこう言っているなど、無用だし、興味もないだろうから。ことさら、長い文章にして、もっともらしく飾ることもしない。読んでいるうちに眠ってしまう人もいるだろうから、要点のみに絞って完結にした。但し、根拠はきちんと示す。
 4.その上で、魏志倭人伝と古事記、日本書紀の関係、つながりを証明する。簡単に言えば、古事記や日本書紀は魏志倭人伝の続編と考えている。この論拠も自然に解けるように、解説した。

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